うたのもつちから。 [レビュー【上記以外】]
本日付(10月9日(土))の朝日新聞の惜別の欄で、ふと一句目にとまりました。
「手をのべて あなたとあなたに 触れたきに 息が足りない この世の息が」
歌人、河野裕子。
言葉が、出なかった。ただ、泣きたい感情だけが、ぐわっと溢れそうになった。
シンプルなことば。
切実で、必死で、足掻いても手に入れられないものへの渇望で。
病を患い、病床で苦しみながらも詩をうたいつづけ。
この詩をうたって、間もなくお亡くなりになったそうです。
ご冥福を、お祈りいたします。
あなたのことは私は全く知らなかったけれど、
たったひとつの詩が、こんなにも私を揺さぶる。
あなたをとても、尊敬します。
「手をのべて あなたとあなたに 触れたきに 息が足りない この世の息が」
歌人、河野裕子。
言葉が、出なかった。ただ、泣きたい感情だけが、ぐわっと溢れそうになった。
シンプルなことば。
切実で、必死で、足掻いても手に入れられないものへの渇望で。
病を患い、病床で苦しみながらも詩をうたいつづけ。
この詩をうたって、間もなくお亡くなりになったそうです。
ご冥福を、お祈りいたします。
あなたのことは私は全く知らなかったけれど、
たったひとつの詩が、こんなにも私を揺さぶる。
あなたをとても、尊敬します。
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