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ピアノオペラ Final fantasy [レビュー【音楽】]

5月8日に大手町よみうりホールにて実施された、FF7~9のピアノ編曲。
ネタバレ感想。仕様により記事を畳めていません、ご了承ください。
とりあえず以下は壮大なるダメだしであることを先にのべておきます(笑)

そしてわたくし阿月は9に対する思い入れと愛が深いことをご了承のうえお読みください(笑)


■総評:構成が酷すぎる。


…といいつつ、「感動した!」「泣けた!」という感想も漏れ聞こえてはいたので、私の意見が少数派である可能性も大いにあるので、まあ個人の意見として聞いていただければと思います。

[装置]
・照明がチープ。
ホリゾントがまあ適当なこと。ないほうがマシ。
・映像が適当。
小さいテレビになってしまうのは百歩譲って仕方ないとする。バトンなさそうな舞台だったし。スクリーンおけないのは仕方ないとするけど、そんな置場所とか小ささではなく。
…なんで違うシーンの映像を流すかなあ…!!!!!!
ハンターチャンスで狩猟祭の映像じゃないし、ひとりじゃないは普通にバハムートとかのシーンだし。
とりあえず9しか言いませんが、ほかのも概ねそんなかんじ。
非常につまらなかった。
あと映像は曲の最初と最後だけで、真ん中は演奏者のピアノの手元なんですが、後方左下からの煽り映像だから手元は微妙に見えにくい感じ。映像の意味は?という。

年末にやるオケ版の豪華さを見ているから余計にチープさが目立つのかもしれませんが、それにしたって、映像の編集内容とか、もう少し作り込めるところもあっただろうに…という印象。


[音楽]
・本当に申し訳ないですが…聞き応えがなかった…としか…
・編曲ひどい。
なんでこんなひどい編曲にしたんでしょうねえ…
ほとんど全部違う曲に聞こえました。変な間のあけかたとか、音階の転調とか。
自分がイメージして聞いている音楽と違ってしまって、気持ちをガンガン狂わされていく。
・客に曲の出来を委ねる、それがプロか。
「拍手を貰えると出来る」「ブラボーがなかったからテンションがさがる」。
聞いてて私はどんびきしました。それでもプロですか。
自分の曲の出来を、客のせいにする。それが、演技者がやることか。
確かに客の反応は演者に影響を与えます。それが舞台のよくもあり悪くもあるところ。
だけど、それを、人のせいにするかのような言い方は腹が立つ。
残念ですが、曲に本当に感動出来たのは1曲あるかないかでした。

・…まあ、これがピアノオペラの真髄だというのなら、二度と行かないってだけなのでいいんですがね。

[その他構成]
・9に愛がない…
客入れ・休憩時間などの音楽が7のサントラを1から順に流すだけ。映像も7に比して適当さが目立つ。
えええええええええとしか…

・MCがひどい
媚びたようなMCの女性。必要でしたか。
今伝えたい、という一般人メッセージの紹介。必要なのでしょうか。
ブラボーの声の強要。あってもいい、とのアナウンスは必要ですが、してください、との煽りは必要ですか。
スタンディングオベーションの強要。論外です。素晴らしくもない演奏に、立ちたくありません。

・俺たちに明日はない。
MCのないようで腹がたったコメント。「まあ、明日の回のお楽しみで」。
植松さん含め関係者は、チケットがどういう状況か知らないんですかね?
ブラジルでは客席の2倍の人間が並んだっていう話を嬉々として語りながら?
…少なくとも、今回私がチケットとるときは結構倍率高かったし、早くとったけど後方席でした。
とれなかった人は少なからずいると思います。
そんな状況で、2日連続でチケットを持っているひとがどれだけいると思うんでしょうね。
仮に2日連続でとれる状況だったとしても、2日連続でチケットとったひとがどれだけいるでしょうか。
みんな仕事もある。家もある。様々な事情で、今日しかこれなかった人だっているでしょう。
そんなこともわからずに、平然と「明日にしようか」なんて、

よく言えましたね。

舞台は一回勝負。その一回の邂逅は一期一会で、二度と同じものなどないし、次回に持ち越すなんてありえない。
もともと持ち越すつもりだったなら、それは別日で口にしてはいけない内容だった。
観客の気持ちを丸無視したMCに、腹立つことこのうえなく、そしてテンションの下がりは半端なかったです。


・なぜ6。なぜ6!!!!!!(激怒)
これが最悪の追い討ちでした…
今回のピアノオペラは7~9が主題なわけですよ!1~6までは他の回でやってるし第一今回は入ってないはずなんです。
なのに、数少ないセトリから2曲。
しかも1曲は最後の1曲!
そしてさらにアンコールも6から!!!!!しかも妖星…

6がダメとはいいません。名曲多いと思います。5以前に関しても同様です。
私が許せなかったのは、「7~9」と銘打った公演の、しかも大事な終盤を、「6」で揃えたこと。
MCによれば6は今年で20周年だそうです。それはおめでたいことです。
でも、だからといって、それをこの公演でやっていい理由にはなりません。

植松さんは、「6以前のファンもいるだろうから」6の曲を演奏するといいました。そりゃいるでしょう、たくさん。
でも同じぐらい、7~9しか知らない客がいる可能性を考えなかったのでしょうか。
私は全FFシリーズ(Ⅰ~ⅩとⅩⅡ)プレイしてきました。でも一番思い入れのあるのは7~9です。
一番音楽に思い入れのあるのも7~9です。
「7~9の曲」と銘打たれた公演「だから」行った、という可能性に、思い至らなかったのでしょうか。



…そんな、音楽以外の部分で興ざめさせられるシーンが多々。
残念ながら、音楽を純粋に楽しむことは全くといっていいほど出来ませんでした。
恐らく二度と行かないと思います。ピアノオペラ。

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王島将春

はじめまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。聖書に書かれている預言を伝える活動をしています。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。2020年を悔い改めの年にしてください。携挙に取り残された後のセカンドチャンスは、黙示録14章に書かれています。
by 王島将春 (2020-02-03 01:29) 

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