ミス・サイゴン

見てきましたミス・サイゴン！
というわけでネタバレ毒舌感想！

今回は帝劇とか日生ではなく、地方公演だったので、劇場の所感なども･･･

■劇場について
・白い壁
劇場専用ホールではないため、暗転していてもどこか仄明るい。
・しかし通路が狭い
トイレ列並ぶと通路の半分が埋まるという･･･このキャパでこの通路（とロビー）の狭さおかしいやろ･･･という･･･

■地方公演について
芝居自体は暗くてカテコするのも辛いような感じなのでアレなんですが観客の拍手も凄いし終盤は泣いてる人いるしカテコではスタンディングオベーション。しかも２階列の結構後ろまで。
田舎なので舞台が物珍しいのか（失礼な物言いですが自分もこの田舎ものに該当するのでお許しいただきたい）、内容が本当に素晴らしいものだったのか、それとも今回の観客が総じてノリが良かったのか。
どれかはわかりませんが、しかし最後のひとつは舞台見るにあたって不確定要素でありながら非常に重要な部分かと思うので、もしそうであれば嬉しい回にあたったなぁという感じでした。

■キャスト
・市村さん
カテコでも最後を飾っておりました。　が･･･君主役と違う･･･よね･･･？
と思わざるを得ませんでした。
いや役どころはたしかに重要人物ですけども！
あとスタオベしたのは市村ファンだという気がしないでもない

・岡さん
あの背の高さ･･･イケメェェェェェン（いや、目が悪いので顔見えてないんですけども！）
凄い聞きやすくて安定の歌唱力。
ところであのシャツをズボンにしまった感じといい外見といい、途中から某サッカー漫画の某GMに見えて仕方ありませんでした･･････３次元にも後藤が･･･！←

・泉見さん
今回初めて名前を認識しましたが、役どころも手伝って、非常においしい感じでした･･･！
声がとても良い方ですね！レミゼにもマリウスで出演されていたみたいです。
しかしプロフィル見ましたが･･･CDのタイトルが悉く残念･･･www

■全体
話の主題自体重くて救いようがないのですが、
なんていうか･･･うん･･･って感じでした
エンタテイメントとして楽しく見られるかは非常に微妙なところかと思います。
前回見たときも思ったけど。

結局（この話の中では、少なくとも）
男は女を金儲けの手段としか考えてなくて、そのアイデンティティを平気で蔑ろに出来る生き物で、
男は女を性欲とかのはけ口にしか考えてなくて、
どんなに愛の言葉を囁いていても時間が経つと結局違う女のところに行っちゃうし、
どんなに愛の言葉を囁いていても言うとおりにならないと手をあげるし、
口先では子供たちはみんなの子ーとか謳っていても、我が身のことになると金だけ出して知らんぷりっていう卑怯な手段を正当化できちゃって、
結局彼女のあのラストに対して、悲しんでいるのは本当だけど、きっと心のどこかではほっとしているのだろうなとか、

なんていうか戦争のせいっていうのも勿論あるけど、
女も逆の立場でそういうことあるかもしれないけど、
でも男って･･･まじ･･･ないわ・・・

と思ってしまう作品でした。男性不信になりそうだわ（笑）

■おまけ
・男ってwwwww
男娼の方が裸にガタベルトで目を疑いましたwwwww
ええええええ！？　とか思ってたらあとで呼び込み文句に「男もいますよ」って言っててうわぁぁぁぁぁモノホンんんんんんｎと内心で悲鳴を上げました（笑）
今日一番のビックリかもしれません笑