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涼宮ハルヒの。 [レビュー【小説その他】]


今更ながら読んでみました。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 谷川 流
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫


以下、ネタバレ毒舌感想!
どっちかっていうと毒舌多めです。




■全般
えーと、憂鬱→溜息、の2巻までしか読んでいません。
というか、面白かったら続きを読もうとして、2巻で挫折しました…うふふ

話の設定自体は奇抜でユニークで、非常に面白い。
けど、それ以上の惹き付けるものがあんまりないなぁ…というのが正直なところ。

昨今、日常生活を描いた作品が多くて、これも(大別すれば)そんなジャンルかなぁとは思うのだけど、それにもあんまりキュンとくる何かはなかったかなぁ……。



■キャラクター
たぶんこれが、挫折した理由の半分近くを占めているような気がします。
キャラがあんまり私好みではなかった…orz

キョンはもうちょっとヘタレ可愛いのかなと思ったら、普通のヤサグレ男子だし。
ハルヒはぶっとびすぎて、……ごめん、私の理解の範疇を超えていた。
みくるはヤラレばっかりで男子向け。禁則って言えば許されると思うなよ。
古泉。笑ってれば許され(以下略)
長門が5人の中では一番好きでした。よっツンデレ好き。

特に、ハルヒが主人公であるはずなのに一番蚊帳の外な感じ満載で、しかも本人の性格のアレっぷりは結局何も変わらずで(そりゃ変わって貰っちゃ困る、というのが本題なのでそうなのかもしれんのだが)、全く成長過程がなくて、「フリダシに戻る☆」みたいな1巻、2巻(ハルヒの能力が悪化しているという意味ではフリダシに戻るたび難度があがっているのかもしれないけど)でした。
正直、「それで?」で終了してしまう感じでした。
これ、読み進めていくと、もう少し変化出るのかしら…?



■話の中身
これがさらに半分(つまりキャラと中身で概ねアウトだったというわけで)
話の内容が、理系とか小難しい話ばっかりで、正直ついていけず。
自分の馬鹿を露呈してるようですが、でも敢えて言います。
わからない話をわからないまま状態で放置するのはエンタメではない。

だって、有名SF作品とか、すっごく素敵な作品は、量子がうんたらとかわけわからない言葉の羅列になっていても、それだけではなく話の本筋が面白いから、結局そこを読み飛ばしても面白いわけで。
今作は、うんたら部分を読み飛ばしても面白いところにあまり巡り会えませんでした。残念。


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