大好きで、大嫌いで、憎らしくて、尊敬すべき、とおいひと。

身内、というか、オフの話ばっかりで恐縮ですが。
今日もそんなん。

私には、タイトルどーりの人がいます。
語弊がないように言おうとも思うんですが、なにしろ、……それ以上に言葉がみつからなくて。
辛うじてフォローいれるとしたら、
好き＞嫌い
は確かってことですかね。


好きなとこ。
受容してくれるとこ。時折私が不意に幼稚な言動に走っても、あーあって放任してくれる。
嫌いなとこ。
見ているって言っておいて、結局私のことなんて見てもいないとこ。
本人は否定するだろうけど。

憎らしいとこ。
私の存在価値を、その悪意のない言動で一瞬にして消し去ってしまうこと。
ほんとに、あの悪意のなさと誇り高さゆえに、私は彼女に反論が叶わなくて、ゆえに私は彼女によっていつも居場所と自分の尊厳と存在価値を奪われるのだ。
尊敬するとこ。
彼女の、誇り高さと、意地の強さと、本人なりに根拠を持った絶対の自信。
私はこんなんだから、それは、遙か遠い光。決して、私が手にいれ得ないもの。

とおい、ひと。
決して、相容れない。愛しているけど、同じくらい憎くも思う。
それでも、嫌いになれない、それは、……彼女の人徳なのか、惹かれてやまない私が病気なのか(笑)



だから、彼女の好きな人が芝居をやるって知ったとき、
まず最初に浮かんだのは彼女に知らせてやる、という選択肢であり、
次の瞬間浮かんだのはそんなことをしても振り向かれはしないという空虚であり

だから、決して、教えてやりたくはないのだ。
教えてあげたいと思ったくせに。