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植物図鑑 / それと、レインツリー再読。 [レビュー【小説その他】]


どうも阿月です。だいぶん暖かくなってきましたね。
このまま…暑くなるな…!(くわっ)



植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/01/11
  • メディア: 文庫

本日読了。それから、レインツリーの国再読了報告。
ネタバレ注意!



■まずはレインツリーの国。

前回記事(http://ca0830.blog.so-net.ne.jp/2011-07-24)で書いた通り、初読はいい印象を持てなくて、時間をおいてやっと再読にこぎつけました。

そして思う。やっぱり再読してよかった。
自分のなかで、聴覚障害を扱うことに対する抵抗とか、そういう色々ごちゃっとした感情が前回はメインになってしまっていたけれど、それら全てのネタを割ってある今の自分が読み直してみたら、なんてことない、素直になれない女の子の我が儘大爆発してるだけの(良い意味で)お話でした。
全然、前回感じた「あああやだなぁこの感じ」っていうのがなくて。
さらりと読めました。

今回の勝因は、
・既にネタを割っているので心構えが出来ていたこと
・最初の出会いのきっかけとなった本のストーリーが全部の伏線伏線、と頭の片隅にあったこと
それから
・女の子の性格について「そうか…同族嫌悪か…」という感想で以て苦手な理由を納得したこと(笑)
でしょうか。

上記勝因のうち最後の一つは…なんていうかアレなんですけども…笑
まあ…自分のこと自分で認められない性格は私もなので、仕方ない。
多分私も、いやなことばっかりして、離れていかないか試すタイプですので…(遠い目)

なにはともあれ、この本を好きになれそうで良かったです。



■植物図鑑

で、レインツリーに一段落したので、
やっと安心して、買っていた有川さん新刊に手を出せました。

「親方ー、空から女の子が降ってきたよ-!」の逆版、まあ現実ではありえないところからのスタート。
でもそのストーリーがいちいち可愛らしくてならん。
過去回想でイツキが消えるところまでは予想の範疇だったため、
ほんとに消えた瞬間「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ってなった。(お約束)

でも、序章読んでいた時点ではイツキ帰ってこないと思っていたので、
過去回想が現在に繋がったシーンではきっと帰ってくる!って思えたのが凄く嬉しくて。
現在のシーンでさやかの心情が地の文にプラスされているあたり、
私のたまらん好きな感じでした(FF10しかり…笑)

ていうかカテコ(午後三時のほう)はずるいだろー!ずるいよー!
確かに、位置的にはカテコ(おまけ、みたいな部分)でいいエピソードだよ!
それを本編に入れてたらぐだぐだしちゃうし面白み半減するし、でも絶対知りたいエピソードだよ!!
しかしイツキ(というか作者)あざといぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!! ←褒め言葉



……あと、一話完結系、ラブコメ、室内シーン多め、なあたりで思った。

これ、多分、数年のうちに連ドラになるよ。(爆)
カット割りまで浮かぶぐらい絵になる話だもん、これ。


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