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図書館戦争 革命のつばさ [レビュー【映画・ドラマ】]

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本日観て参りました映画版!

ちなみに私の図書館アニメ版の観覧履歴は、
・一話を観て郁のイメージ違ったのであっというまに観るのをやめた
・コミック版も同じくイメージ違う+内容薄くて読んでない
という、なぜ映画版観たよ的ツッコミが入りそうな履歴です。
……だって、映画は映画で楽しみだし……ねえ……


というわけで比較的辛口になることをあらかじめご了承ください。
ネタバレ辛口注意!




【キャラクター&声】
というわけで、まずは小説版イメージとの差異から……

■郁
もう少しカタめの見た目なイメージだったので、ふんわり柔らかしかも茶髪、なイメージは結構自分のイメージと違ってて違和感。でも観ているうちにそれほど気にならなくなったので、あまりかけ離れた感ではないのかもしれない。
■堂上
概ね堂上教官のまんまである。さすが原作者一発決定の声。安定の声。
■小牧
それほど出番なかったというのもあるかもですがそれほど違和感はなし。よかった、石田さんなのでちょっと不安はあったのだよ…笑
あと密かにまりえちゃんがいて嬉しかった!えっ声だしてるよ!というのはあったけど、補聴器からしてあからさまですね笑。OVAのみで本編出られなかったので、映画本編&エンドロールに出演してくれて非常に嬉しかったです。
■麻子
ほぼイメージ通り。合格。もちょっとツンケンしててもいいかも、ぐらい。笑
■手塚(弟)
見た目が…ちょう違和感…
私の中の手塚は前髪なんかあげてないんですよォォォォォ!(笑)
もっとボサッとしててそのくせかっこいいという見た目気にしない系イケメン(?)を期待していたのに…!ダンダン
まあイケメンなことには違いないのでいいけど。笑
■手塚(兄)
えええええええええええええええええええええええええええええ(悲鳴)
もっとチャラくて対外的にだけめっちゃいい顔する奴だと思ってたのに!
四六時中あんな嘘くさいホストスーツだなんて!ばかぁ!←
ちなみに声も吉野さんでアレでした……そうか慧はうさんくさいキモイ系兄ってことなのね……?
見方が変わりました。笑

■当麻先生
キャラ設定からして原作と全然違っていて声とか以前の問題でした。
なんか…弱々しかった…
原作も弱いけど、なんか異質な弱さというか。こんなんだっけ?と思ってしまいました。
■イギリス外交官
わたしはED曲歌ってるってだけで声あてにくるような配役は好きじゃありません。

あと緒方さんが男前すぎてヒィヤッフゥゥゥゥゥゥゥゥってなりました。


【原作との差異】
ぱっと思い出せる範囲で書きます

※本気で内容ネタバレですよ!リターンするなら今ですよ!※


■総評
よくぞあの大量の情報量を2時間内にまとめられたなという点では高評価。
そんなに破綻はなかったのでエンタメとしては楽しい。
しかし原作大好きっ子にとっては多かれ少なかれ
「このシーン削っちゃった…!」と床ダンダンするかと思われる。

■冒頭カミツレデート
割り勘の話とかどうでもいいラブラブがなかったのはちょっと残念。笑
個人的には郁のコートはダウンより普通の女の子ロングコートが良かったな…!
ダウンて! 男前やろ! 笑

あと些細なことですが良化委員のみなさんわかりやすすぎないですか。待ち伏せ自重。

■当麻先生匿うあたり
まあ尺の都合があるので当然ですが、匿うあたりのくだりがバッサリカットで残念でした。
そういえば折口さんがイメージと少し違って残念。化粧っけないイメージだったんだけどなー。
(あと玄田が「マキのやつ~」って名前呼びしてて、違う! と内心で叫んだ)

■稲嶺さんち
お手伝いさんとの交流が少なくてちょっと残念。
あと盗聴器見つかったあとの対策も違う……
あの普通のやりとりしてるなかにも緊迫してるっていうのがいいのに!
しかし稲嶺さんの銃器は原作と違いますがえっらい迫力でした。流石日野の生き残り。
郁の一斗缶投げは男前でした!!! イケメン!
しかしあんなに銃乱射だったっけ…あるぇ…?

しかしこの辺りは残念感より映像素晴らしい感があったので楽しめました^^

■携帯
おおって他人の仲良しっぷりにもきもきする郁が…いない…しゅん

■紀伊國屋のオリジナルキャラ
普通にモブの社員さんで良かったと思います…
郁が嫉妬するには尺が足りないし、オリジナルキャラとして立ちきれてないし。
女子である意味があまりない。
「当麻さんが」本屋を避難場所に選ぶところに意義があるんじゃないのかなぁ、などと。

■逃走中
いや急いでるんだから。諏訪湖でのんびりしてる場合じゃないでしょ。←最大ツッコミ
郁も余所見運転多すぎ。……まあ……アニメだから……そうせざるをえないけどね……

あと夜の一連の宿泊シーンがないのと電報のくだりが簡素化してたのがちょう残念。
あれは郁がちょう頑張る話ではあるけど、郁だけじゃなく当麻も一緒に頑張る話であって、2人でちょっとほのぼのしながら真剣にいろいろ策を練るっていう、父子ぐらい年の離れた他人同士が、お互いに結束固めて信頼築くのが素敵というか! 一連の逃走に加えて、それもあるからこそ、最後のふたりの別れのときに当麻の言葉に実感が湧くし郁もただの「護るターゲット」から「一緒に頑張ってきた、絶対なんとかなってほしいターゲット」度がアップするのではないかなあ、と勝手ながら思う次第です。(長い)

そうして私はあんなバタバタより、女装のまますんなり入れるほうがよかったんだけどな…遠い目。
あのカーチェイスおかしいやろ。
そして出番少ないキャラの出番増やすための大阪遠征としか考えられない。

郁はグリーン車もきっと融通されないだろうな当然だけど。かわいそうに。


■ラスト
郁の「もういいです」にもっと焦る堂上さんがみたかったです。
あっさりすぎて、ふっぉぉぉぉぉぉぉラブは? ラブは!? ってなった。


【とりあえず今の気持ち】
母よ…本返してくれ…! 読み直したい…!

(映画見たいからって原作本編4話全部持ってかれた)




というわけでざっくり感想でしたー。全体的に辛口で大変申し訳ない。
原作への愛ゆえとのことで…
でも最初にもざっくり言いましたが全体的にはちゃんとまとまっててそこそこ良作かと。


映画館によっては文庫本持ってくと割引で観られるのでおすすめですよー!


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コメント 2

秋村

前半部はまあまあ。
オリキャラの立ち位置がはっきりしないなぁ。
後半部(とゆーか、大阪編w)はねぇだろ、あれ。

とゆーのが、簡単なワタクシの感想でございました。
帰ってから速攻で革命と別冊2を読んだ、というところで察して下さい(笑)

いや、映画としてのデキは良かったと思いますよ? ね?

映画館で頂いたカミツレ茶はまだ飲んでいません。
by 秋村 (2012-07-23 09:39) 

阿月

>秋村さま 冒頭3行に激しく同意です…!!!

革命いま読み返したくて仕方ない…!!!
モブの店員さんの買ってきた品々への愛情をかえせぇぇぇぇぇ(そこ?)
by 阿月 (2012-07-23 21:56) 

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