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ラ・カージュ! [レビュー【演劇】]

la cage(フランス語)
どうも阿月です。お芝居観てきましたので感想。

ネタバレ毒舌注意!あー芝居したい



それほどないので箇条書きでざくざく行きます。


■総評
普通。可もなく不可もなく。
物語パートのぱっとしなさを、ショウパートと市村さんがフォローしてた感じ。

どうでもいいけど、
女性が男装する宝塚の隣で、男性が女装するラカージュを観るのは不思議な気分ですね。


■ショーパート
いわゆるオカマバーなので男性陣が歌い踊る様は壮観。
…壮観、なのですが。
オカマに誇りを持って、もっと美しく踊って欲しかった感が否めない。

足が綺麗に上がってなくて曲がってるとか、おいそこちょっと手抜いただろ的な雰囲気とか。
オカマさんは下手な女性よりめっちゃ美に対するプライドが高いと思っているので、その辺は妥協せずにやってほしかったなあ。なんかコミックショーとの中間というか、中途半端な感じが否めない。

ちなみに一緒に行った母のコメントは
「ディ●ニーのダンサーに負ける商業演劇ってどうよ…」でした。

あっ歌は普通に聞き応えありました。男声いいですね!
マイクの調整が微妙だったのか聞き取りづらいところが多々ありましたがまあ良し。


■物語パート
どっちかといえばおすすめしない方かな…
私はゲイに全然拒否反応ないので(芝居上なら。現実は会ったことないのでわからん)それをさしひいても、どこにでもありそうな物語でした。
物語パートに挿入されているナンバーも、よく言えばしっとり、悪く言えばパッとしない曲。
途中で…飽きましたとも…ええすみませんほんと

父息子のパートで飽きる→母(?)パートで戻ってくる、の繰り返しでした;;

そしてオカマバーがある意味はどこにあったのだろうか。ラストか。そうか。


■以下個人。
・まじまさん素敵
相変わらずダンスは美しいし指先まで神経通らせたお姉様-!な所作だし。
いっぱいダンサーさんいても目をひきますね。
あと、見慣れてるせいか、遠目でもわりと「あっあれ多分まじーだ」ってわかりやすい(笑)

カーテンコールの背中を見せて→一瞬で野郎に戻っていくのコンボはまじーが考えたのかしら?
あの「普通に戻っていく感」が素晴らしい。

・ちょっとそこのネッカチーフのひと
男性ダンサーさんで、後半直後の群舞のシーン。一番後ろにいた、首に赤か青のネッカチーフ巻いた人の踊りがピシっときまってて目をひきました。名前わからず残念。
大概ワンテンポ遅れてるんだけど(笑)キメのひとつひとつが綺麗に見えたのです。

・安心のかずさん
美人さんは目の保養ですね。

・もりくみのボイン
あの体格をつかった捨て身のギャグは素晴らしいの一言に尽きる。
ボインがぶるんぶるんしてました。いや誇張でなく。事実。

・おいしいところはすべてまさちかが持って行った
キャラクターといい、場面場面のポジションといい、ナンバーといい、存在感といい。
全て市村さんが持って行ったといっても過言ではない。私的には。
ダレかける芝居の要所要所で、ぴしっとしめてくれる。
キャラクタ的にもおいしいしね。何より可愛い。可愛い!
ところどころのコミカルな所作もしっくりきてしまう不思議ワールド。


■あと最後に
最近「自分に素直に自分のやりたいことを」的なメッセージを観る機会が多いのですが
(例:ラカージュ、流星ワゴン、バックトゥーザフューチャー)
凄い今の自分には痛い…痛いんだよ……
今更思春期(?)です。


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