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「悪人」「トイレット」「SP」 [レビュー【映画・ドラマ】]

映画ネタです。3本同時にネタバレ!

まあ、同時にってことは…あんまり大したことは書いてないってことなんですが…笑



悪人 スタンダード・エディション [DVD]

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

映画の書評で読んだような気がしますが、
加害者、被害者、加害者の家族、被害者の家族、その周囲の人。
そういう人々の悩みとか苦しみを丁寧に描いた作品、という印象。

なので、「みんなつらい」これに尽きるかしら。

正直、鑑賞していても辛い気持ちにしかなれないですね。
社会的な映画というのかしら?娯楽ではないかな。いろいろ考えさせられるけど。

唯一の救いは、人生斜に構えてる野郎集団の中で、最後にガラスがっしゃーんした青年でしょうか。

役者陣は流石いい人選したなーという感じでした。
……なんだろう、あんまり感想という感想が出てこない作品というか……。



はい次ー!(逃)



トイレット [DVD]

トイレット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
今回見た3作品の中では、トイレットが断然お勧め。
泣ける。でも笑える。

だって、この映画のポスター(リンクに貼ってる写真参照)の立ち位置にすら、重要な秘密が隠されているなんて、……誰が思うだろうか!いや思うまい!(反語)
見終わったあとにこの写真見直して、うおおおおおーってなってしまったよ。

内容は、まああるようでない。くだらないと言えばそれまで。
でも、トイレのあれこれとか、エアギターとか、ばあちゃんと孫3人で餃子作る風景とか、もの凄く和む。

とにかくばーちゃんの存在感が凄い!セリフあれしかないのに!いや、だからこそだ!


……でも、トイレの話して、結局ラストでトイレはああなるけど、それが本当におばあちゃんの望みだったかはわからないんだよなあ。その通じてるんだか通じてないんだかって感じがなんともいえず素敵なのだけれど。

余談ですが、これ見た直後に入った某帽子やさんで、劇中に出てくるのと同じミシンがディスプレイに使われてて激しく萌えた。



では、さいごー。



SP 野望篇 DVD通常版

SP 野望篇 DVD通常版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

……なんていうかね、死亡フラグが……見え隠れするよ……うん。

現在やっている革命編を、出来れば映画館で見たい!
という望みのもと、新作レンタルしてみましたよ。

これ単体だけで話をしてしまえば、何がなにやらわからない、で終わると思います。正直。
ドラマを全部見て、これを見る。で、次回作(ラスト)に繋げる。
そういう繋ぎの意味合いが大きいと思われる作品なので、単体で見たらわけわからんかと。

全部を通して見てる自分の感想としては……



尾形×井上でいいですか



に、なっちゃうんですが……腐女子じゃないのに腐女子発言ですみません……

二人の関係性が、SPの、全てとは行かないまでも殆どのウェイトを占めてると思うんです。
ドラマ版では、SPという仕事自体に対する懐疑とか、所謂「会社」の中での立ち回り方とか、井上の特殊能力とか、そういう部分に重点が置かれていたと思うんですが、映画版では、そういう諸々よりも、自分のアイデンティティとか考えを根本から覆されるような事件に巻き込まれた二人が、同じ事件を堺にそれぞれ自分の考えとか色々変わっていって、で、今再び道が交錯している二人が、どういう考えでどういう働きをするか、っていう、心意気?みたいなものの差異を問うてる作品になっている気がします。

だから、どうしても尾形から見る井上の姿とか、井上から見る尾形の姿とか、互いを意識しまくってる-!っていう作品になっている気がします。
だから、まあ別にかけ算である必要性は無くて(端的に言うと↑のかけ算になっちゃうんですが)、単純に、映画版のSPは二人のための物語なのかな、という印象。です。

公開中に映画館でラスト見れるかなー…



以上です!
おつきあい頂き有難う御座いますー。

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