ハリーポッチャリー [レビュー【上記以外】]
なぜかうちの母はそういう呼び方をするんですが(笑)
観てきましたハリー・ポッター。
不死鳥の騎士団。
原作読んだのがはるか昔な気がする・・・で、本編ついてけるかかなり不安な感じでスタート。
以下、ネタバレっ。
★★★★★
いままでのハリーシリーズ(映画)では一番良かったのではないでしょうか!!!
ってなわけで、不安を見事払拭。
ロンがかっこよくなってますー。っていうか双子バンザイ!ずいぶんお兄さんたちになってきましたが(笑)大騒ぎしながら退学してくシーンが個人的に大ヒットです。
今回メインを張る女史ですが(名前がわからないので以下同・・・魔法省から派遣されてきたオバチャンです)、気持ちいいほどのヒールっぷり!笑い声すらいかにもって感じで、ナイスキャスティングの拍手を送りたい。個人的には嫌いだけど(人としては)大好きです(映画としては)。彼女の一人勝ち感すら抱いてしまったよ(笑)あと女史がきて以来、クラウチがうきうきしてるのがなんともいえず馬鹿っぽくて・・・お茶目。っていうか軽くコメディ。増えていく規則をガンガン打ち付けてく様もいいし、高く積みあがる規則ってのも視覚的にわかりやすい&クラウチがやっぱり道化っぽくてグーだし、最終的に双子が規則の張り紙全部ぶっ壊していく様がたまらない・・・!!!!(笑)
あれですね、映画化とか本をメディア化するとかって、「どこをどう削るか、そしてどうまとめるか」が一番のポイントだと思うんですよ。次点で「映像という利点をどう活かすか」。今回はその意味では、とってもよくまとまってた。ハウスリム!メインがハリーの話、いくつかある伏線や他のキャラクターの話は必要なところだけ抜粋、でも本筋からそれることはなく。本を読んだとき描いたイメージがほぼそこにあって、いいな。神秘部とか。双子とか。戦いのシーンも良し。ブラックの最期は個人的に・・・なんていうかクレパラの竜二みたいに倒れて貰いたかったって言うか・・・(わからない人すみません)でもそれ以外はほんとに文句なし!相変わらず原作or前の回知らなければ展開ついていけないけど、知ってる人なら満足できるんじゃなかろーか。話自体は暗かったりするけど、仲間たちの会話とか(っていうか仲間が増えてるだけでも凄い画面が映えるというか・・・衣装がなんか可愛かった。覚えてないけどイメージが可愛かった。)、ダンブルドアの粋っぷりとか、扉の開閉ムービーとか、そういうところが細かくて綺麗で可愛かった。エンドロールの曲もポップ(?)だし。暗!というより全然楽しい!が勝った。
映像をうまくつかってた。「ライアーゲーム」も美術がとっても綺麗だったけど(2回戦の部屋がお気に入り)、ああいう感じ。「見せる」ことでインパクトだす。
いやー、いいものみた。
ハリーでこんな満足を得られるとは正直予想外だった!
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