ひとつ、おとなに? [レビュー【小説その他】]
ブッ●オフに昔買った本を一部売ってきました。
なんだかねえ……何十冊と売って、それで300円とか、ちょっと切ないよね。
そういう ↑ スタンスなので、基本的には本は売らないんですが。
場所の確保のためと、もう多分読まないであろう本を売ることに。
そんなわけで売った本を惜しみつつラノベの話をします(笑)
新装版フォーチュン・クエスト〈1〉世にも幸せな冒険者たち (電撃文庫)
- 作者: 深沢 美潮
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2002/05
- メディア: 文庫
フォーチュン・クエスト。無印やらリプレイやらLやら外伝やら未だに出ていて(出ている、ってことにびっくりしたんですが)新しい作品まだまだ出てますが。
私にとってフォーチュンは、小学生~中学生時代のものでした。
多分、スレイヤーズを知った時期と前後していたんじゃないかな。
うん、ファンタジー好きだったんですよねえ……(笑)
じーちゃんが有名なだけで本人は微妙な能力、でも他人に優しいクレイ、
由緒ある血筋のクレイとなぜか幼馴染の大盗賊一家の息子のトラップ、
ダンジョンで地図作るマッパーのくせに方向音痴のパステル、etc.etc...
全然完璧じゃなくて、ダメダメな奴らなんだけど、ちょっと愛嬌ある感じが好きでした。
……うん、10年近く読んでいないのにこの文章さらっと書ける程度には好きだった(笑)
もう読まないなーと思って売りにだしましたが(今後買う予定もないし)、
ファンタジーの基礎を貰ったかな、という気がしてます。
因みに、このフォーチュンシリーズの中では、TRPGを収録しているものもあるんですよ。
(それがリプレイだったかな?)
TRPGっていうのは、テーブルトークRPGのこと。現在のゲームにはおなじみのRPGの原型で、創られたストーリーをその場にいる人たちがキャラクターとなってサイコロ使いながら進んでいくというものです。
TRPGやってる作者たちが、めっちゃ羨ましかったなあ(笑)
未だに、一度はやってみたいゲーム。そして、それを最初に教えてくれた作品です。
さらに蛇足、イラストレーター(当時。今はわかんない)ははせがわみやび氏。
いま、FFⅩⅠの小説書いてますね。角川で。
思わずその関連にびっくりして小説買っちゃいました(笑)
多分、はせがわ氏は絵より小説が向いてる……と、個人的には思ってます。(爆)
逆に、売れなかった本もあり。
須賀さん。
これも中学のころかな? に、貸してもらってハマって。
全巻揃えていなくて5冊ぐらいしか持ってませんが、いつか機会があったら集めてみたい。
うん、でも、コバルトって機会すぎるとどんどこ廃版になってくんだよね…当時ですら書店で探すの苦労したし。
キャッスルが戦う女なのでね!かっこいいです。
(ていうか気づいたけど、私、ラノベ系って戦う女(キャッスル/秀麗@彩雲国/陽子@十二国記)かニギヤカ隊(フォーチュン/まるマ)好きだなーと思った(^^; そういう本が多い!)
エイゼンとキャッスルのペアが好きだー。ラファエルも好きだけどそれよりシドーが好きだー。
(未だにあまり進歩のない好み(笑))
その後もダークな話が続いたし、完結後の新作もやっぱり根底は暗い話っていうパターンが多い作家さんですが、その暗さをもパワーに変える、っていう感じが好きです。須賀さん自体の著作が全体好き。多分。
修学旅行中も借りて読んでいた覚えが鮮明にあります。懐かしい。
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